元亨元年(1321)平清盛六代俊盛公が守護尊を安置し、開基となり創建したに始まる。天正元年(1583)清盛十七代勝盛公が中興開祖となり、名取「秀麓齋」安邦詮心和尚を請し、曹洞宗に改宗開山されたと伝える。平清盛の子重盛を小松内府という。重盛公は平和祈願のため、中国の欣山寺に黄金を寄贈した。欣山寺はこの喜捨と信仰に対し、阿弥陀如来像、及び画像を重盛公に贈った。重盛公の孫長基は、祖父の崇敬厚かった阿弥陀如来像と画像を守って、従臣平貞能と主従十数名で秋保郷にたどり着き、
長基の子重盛公の小松内府にちなんで現「向泉寺」を通称「小松如来」という。

ご本尊は、十一面観音である。

観音様お写真・おとなえする言葉

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