曹洞宗。富蔵山と号し、天正3年(西暦1575年)今から441有余年程前に、福島県宇多郡駒ヶ嶺村「金龍院」の末寺となる。

 寺伝によれば、江戸末期に火災により開山以来の関係書類などことごとく焼失し、過去帳は天保年間より現存する。当時荒廃極まった金昌寺を十一世寛圓和尚代に寺子屋時代の廃材を利用して仮本堂を再建したと伝えられている。
 
 そのあと昭和42年に十三世慶嶽徳邦和尚代に長年に亘る悲願であった本堂を再建し中興の祖とな
る。しかしながら、昭和51年4月不慮の火災により全焼。

 檀信徒一同、並び県下曹洞宗ご寺院各位のご協力により昭和52年4月30日に現本堂が再建され、位牌堂新築庫裡増築、権現堂復興、市道富田線の拡幅に伴う境内地整備、荘厳具整備、三界萬霊塔、水子供養地蔵尊建立。

 平成5年客殿・庫裡の建設で伽藍整備を完了。

 平成23年3月11日の東日本大震災により、本堂と庫裡が損傷し、中庭の観音様も倒壊しましたが、平成26年3月23日に葛熏яgのご協力のもと、本堂改修落慶式、併せて観音堂を新築し、念願の新居に安置されました。



観音様お写真・おとなえする言葉

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