三十五日の小練忌、四十九日の大練忌のご供養が行われますと、さらには一周忌、三回忌をお迎えします。一周忌を「小祥忌(しょうじょうき)」、三回忌を「大祥忌(だいじょうき)」といいます。「祥」とは、「喜ぶ」という意味です。
故人が仏さまになられてから一年が経ち、その間、家族や親族の皆様は祈りと功徳により追善の後押しをしてきました。その結果、故人は仏さまの世界でやすらぐことができるのです。
また、残されてたかたが親しい亡きかたに見守られ、今日まで変わりなく過すことができるのです。
「年回供養」とは、こうした喜びや感謝に対する法要です。
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