■開山忌(かいざんき)


  「開山忌」とは、菩提寺(ぼだいじ)を開かれた初代住職の命日に、追善(ついぜん)供養を営むことです。

  「開山」とは、文字どおり「山を開く」意味です。中国や日本では寺院を山に建てる伝統があります。そのため、寺院には山号(さんごう)があり、開創した住職のことを「ご開山さま」とお呼びします。
 
  大本山永平寺の山号は「吉祥山(きっしょうざん)」、ご開山さまは道元禅師さまで、大本山總持寺の山号は「諸嶽山(しょがくさん)」、ご開山は瑩山禅師さまです「開山忌」として永平寺では、九月二十三日〜二十九日、總持寺では十月十二日〜十五日の間、「御征忌会(ごしょうきえ)」を修行します。
 
  両祖さまをお慕いし、偉徳を忍びましょう。
 



 

 


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