お釈迦さまは、およそ二千六百年前にインド(現ネパール)に生まれ、二十九歳で出家され、三十五歳でおさとりをひらかれました。八十歳で涅槃に入るまで、四十五年間にわたり自らが体得(たいとく)した教えを説かれました。
お釈迦さまの説かれた教えを「仏教」といいます。仏教とは「仏の教え」であり、「仏陀(ぶっだ)によって説かれた教え」という意味になります。
お釈迦さまの名称は、正式には「釈迦牟尼(しゃかむに)仏(世尊/せそん)」(釈尊/しゃくそん)といい釈迦族出身の聖者という意味です。
「仏」とは「ブッダ(仏陀)」の音を訳したもので、意味は、さとった人(覚者/かくしゃ)のことをいいます。
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