釈迦如来
世界三聖の一人で慈悲と智慧の二徳をそなえ悟りをひらいて広く衆生を済度した仏教の開祖。偉大な聖者釈迦の一生は「七歩あゆんで天地を指さした」その誕生より涅槃に至るまで常人を超えた事蹟。
さらに輪廻思想から超越的な釈迦の前生にふさわしい本生譚が思考され、久遠常住の釈迦如来として多くの経典の教主にされました。
聖観世音菩薩
アバラキティシュバラと呼ばれ和訳して「観自在」といわれてます。
一切衆生を観察して自在によくこれを救い、また、一切諸法を観察すること無碍自在(むげじざい)であると申します。
すなわちこの世に苦悩する衆生を色々なお姿になり色々の場所に即応して救済される応現身としての観音(これを三十三応現身といいます)菩薩なのです。
諸仏菩薩の中でもっとも汎く信仰されておりこの菩薩のことが説かれていない諸経典はないといっても言い過ぎではないでしょう。
子安地蔵菩薩
釈迦如来がなくなり弥勒仏が五十六億七千万年の後に現れる間六道の衆生を救済する菩薩と称され古来より民間でも広く信仰されています。
地蔵菩薩は子供が好きといわれ、子供が地蔵にいたずらするのを喜び、おとながこれをしかるとかえってとがめられるといいます。
安産子育ての子安地蔵としてあがめられています。
母に宿った命が不幸にもこの世に生命として授けられなかった水子の霊、又幼くして病気や事故で亡くなった子供の霊をこの地蔵菩薩の功徳をもって供養され心に安らぎとご家庭の幸福を得て下さい。
地蔵菩薩
釈迦如来がなくなり弥勒仏が五十六億七千万年の後に現れる間六道の衆生を救済する菩薩と称され古来より民間で広く信仰され地蔵講・地蔵盆(地蔵祭)などのような年中行事となり、現在に至っています。
地蔵菩薩の慈悲の十徳と知恵のご守護は心と身体の真の健康を授けられます。

※六道・・・衆生がそれぞれの行いによって生まれ変わって行く六種の迷いの世界(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上)の意味

※十徳・・・地蔵尊を信仰すれば、女人泰産、身根具足、除衆病疾、長寿長遠、徳明智慧、財宝盈溢、衆人愛敬、穀米成熟、神明加護、証大菩提の十種の福徳があるの意味。

十二支守り本尊について
千手観世音菩薩(ねずみ年生まれのお守本尊)
千本の手とその手に目をもつ観世音菩薩で、千とは方便が無量であると意味します。延命・減罪・除病を祈り、さしのばされた手は、永遠の幸福をさずけることでしょう。
虚空蔵菩薩(うし・とら年生まれのお守本尊)
虚空が無辺の功徳を包み入れるように限りない智恵と慈悲とをそなえた大菩薩で、人々に福徳円満をさずけます。
文殊菩薩(うさぎ年生まれのお守本尊)
「文殊の智恵」といわれますように智恵と戒律をつかさどる菩薩です。我々の日常生活に普遍の智恵と悟りをみちびくことでしょう。
普賢菩薩(たつ・み年生まれのお守本尊)
釈迦三尊に文殊菩薩と共に左右にお並びになりますこの尊像は、一名遍吉菩薩とも言われます。理智と慈悲の徳によって永遠の幸福な人生を得ることでしょう。
勢至菩薩(うま年生まれのお守本尊)
阿弥陀様の脇に観世音菩薩とお並びになり智恵第一の菩薩と称されます。合掌されたお姿からは、一切の苦難を離れ安楽ならしめるでしょう。
大日如来(ひつじ・さる年生まれのお守本尊)
宇宙すなわち昼夜の別なる日の神の力よりも、もっとはるかに上まわる智恵と慧の光明を、もってすべての現象の根源とされる仏様です。全世界の平和と繁栄をつかさどる仏様といっても過言ではないでしょう。
不動明王(とり年生まれのお守本尊)
慧刀、羂索を保持し一目にして威怒身で猛炎の中岩盤上に立っているお姿より御仏の守護であると申せましょう。不動の明王は、私達の煩悩を除き一切の災いを打ち砕いてくれます。
阿弥陀如来(いぬ・いのしし年生まれのお守本尊)
「諸仏の中に於いて、光明尊第一にしてこの光にあう者をして一切の苦から免れしめる(無量寿経)」にありますように無限の慈悲と永遠の存在と徳を与えられます。すべての人々に大悲をもって永遠の救いをなされます。

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